くるぽんアドベンチャー考察

 いろいろと疑問をつなぎ合わせていくとくるぽんアドベンチャーのストーリーに関して分かってきたので、軽く考察しようと思います。そんなに中身は深くないので考察というほどの内容は無いですが。ネタバレを含みます。

 舞台はフランス革命マリー・アントワネットが処刑される前後。エンディングで出てきた女性の「ごめんなさいね、わざとではありませんのよ。でも靴が汚れなくてよかった」は、マリーアントワネット最後の言葉とされる。エンディングの処刑シーンが回想か、実際の時は分からないが、主人公がお城を乗っ取ったあとに処刑はつじつまが合わないので、物語の開始は処刑後だろう。
 主人公はマリー・テレーズ。マリーアントワネットには息子が二人と娘が二人居るが、もう一人の娘マリー・ソフィーは一才になる前に死んでいる。さらに彼女には発声異常があり主人公がほとんどしゃべらないのもこのためかもしれない、RPGの主人公が無口なのはある意味お約束だが。マリー・テレーズには幽閉期間中に替え玉と入れ替わったという説があり、この説に基づくならくるぽんアドベンチャーは「はじまりのひ」に死ぬはずであった彼女が生きながらえたアナザーストーリーなのだろう。
 エクストラボスのギロチンはマクシミリアン・ロベスピエール。テルールの眼鏡は、テルミドールのことだと思われる。ただ、テルミドールのクーデターは彼が処刑された事件なので疑問は残るが。ロベスピエールがかけていた緑の眼鏡も一致する。最終的にジャコバン独裁のちテルミドールのクーデターで処刑されている。彼が黒幕ということは、ジャコバン独裁で実権を握ることが目的で動いていたのだろうか。

おまけ
 説明書がぐしゃぐしゃな理由について。

説明書がぐしゃぐしゃなのは、ゲーム開始以前にあった「はじまりのひ」の伏線なのだろう。

 ちなみにエンディング後は無い模様。

やっぱりエクストラステージは倒して終わりなのかぁ。所詮独裁政治や貴族政は革命にあう定めなので仕方ないけど。
 そういえばオフィサーはナポレオンじゃないのか、一軍人?気が向いたらオフィサーのモデルも探そうかな。あとカメレオンはルイ16世だろうか、それも暇があったら調べようかな。